比較審査
○審査委員
- 審査員については、本会が公認する審査員5人以上で行う。(審査員の認定については役員会が行う)
- 審査員の選出については、同一県の審査員が全体の半数を超えないようにする。
- 主催者は大会開催1カ月前まで、審査員の名簿を会長宛に提出し、会長からの承諾書が届いた時点で鐵人之國実行委員会公認の大会となる。
- 会長は、主催者から提出された審査員名簿を審査規定に照らし合わせ、問題がない場合は承諾の意向を書面によって主催者に送付する。
なお、問題がある場合には主催者に対しその旨を早急に連絡すること。
- 審査員長は審査員の互選で決定する。
- 審査員長は審査に関する権限と責任を持ち、審査が公平に行われるように努める。
- 審査員は次の事項を遵守すること。
審査にあたり、個人的な感情にとらわれることなく、全選手に対し公平かつ適正な審査を行う。
審査にあっては、選手のコールに関する以外の発言があってはならない。
大会開催中に選手等に審査の状況を伝えてはいけない。
大会開催中に選手等にアドバイス等を与えてはいけない。
他の審査員に対して、圧力をかけるような言動をしてはいけない。
上記の内容について、審査前に誓約書にサインをする。
大会終了後、選手毎、長所および短所、改善点等についてレポートを提出する。
選手を審査するにふさわしい服装で審査を行う。(襟付きのシャツ・長ズボン)
○配置等
- ステージ上の選手がポーズをとる位置から10㍍(前後1㍍)で審査を行う。
- ステージの広さにより選手の整列を複数列にした場合でも、すべての選手に照明が平等に当たるように配慮する。
- ステージ上の明るさは、観客席側の照明を消した状態で、審査員席からオートフォーカスカメラのプログラムで選手を被写体にした際シャッタースピードが60になる範囲にすること。また、照明の状況は審査員全員の合意が必要。
○その他
- 審査の際は、本会規定のジャッジシートを用いるか、用件を成すジャッジシートを使用すること。
|
プレジャッジ
- フロント ダブルバイセップス・フロント ラットスプレット・アブドミナル アンド サイ・バック ダブルバイセップス・バック ラットスプレット・サイド チェスト・サイド トライセップス・マスキュラーをそれぞれポーズごとに審査し、順位を付け、その合計をプレジャッジのポイントとする。(相対評価)
- プレジャッジでは、筋肉の発達、調整の状態といったバルクやバランス、セパレーション、ディフィニッション等の評価と、全体のプロポーション、表現力、ポーズの完成度を総評し順位を付ける。
- コールされた選手の間隔はおおよそ1㍍とする。
- 選手は指定されたポーズを3秒以内に取ること。また進行からリラックスの指示があるまではポーズを維持していなければならない(約15秒間)。
(指示に従わなかった場合は、減じた評価を与える)
- プレジャッジで比較するポーズについては以下の通り
フロント ダブルバイセップス・フロント ラットスプレット・アブドミナル アンド サイ・バック ダブルバイセップス・バック ラットスプレット・サイド チェスト・サイド トライセップス・マスキュラー。
|
予選比較審査の方法
- 全ポーズを通して予選通過者の絞込みを行う(出場者数により10~15人)
|
決勝比較審査の方法
- 決勝審査は規定ポーズごとに順位をつけていく。
- 審査対象の選出や審査については、審査員の投票により行なう。
- 1回当たりの比較対象は4人を上限とする。
- コールⅠ:審査員の投票により、上位と思われる3人を選出し比較審査を行なう。
- コールⅡ:コールⅠから外れた7人の中から、投票により3人を選出し比較審査を行なう。
- コールⅢ:コールⅠとⅡから外れた4人の比較審査を行なう。
以上を全ポーズ通して行う
|
フリーポーズ審査の方法
- フリーポーズは2分以内とする。
(超過した場合は、その時間に応じ減じた評価を与える)
(フリーポーズの時間としてカウントするのは、選手がポーズをとり始めてからポーズをとり終えたところまで)
- 音楽に合わせた表現力と、全体の構成およびポーズの完成度といった2項目を、それぞれの審査員が5段階で評価し、その平均をフリーポーズのポイントとする。
|
総合
- 比較審査とフリーポーズ審査の合計に、審査委員長からペナルティーとしてポイント加算があった場合にはこれを加え順位を決定する。
- 最終集計においてポイントが同点の選手がいた場合は、比較審査での順位により優劣を決定する。
- 集計は審査委員長立会いの下に行う。
|
審査結果
- 大会主催者は大会終了後速やかに、会長、事務局へ審査結果報告書を提出しなければならない。
- 大会主催者は、出場選手に対し、大会終了後速やかに審査結果通知書をもって報告しなければならない。
- 大会が円滑に進行するように大会主催者側の指示に従うこと。
|
選手
- 選手は審査の結果について不服申し立てできない。(審査に重大な問題があった場合は理事に申し出ること。理事は内容を確認した上で、早急に会長に連絡をとる)
- 大会主催者から提示された規則等を遵守すること
- 大会が円滑に進行するように大会主催者側の指示に従うこと。
- 競技中はポージンングトランクス以外 身に着けていけない。(装身具ははずすこと)
- 比較審査を公平に行うため、ボディカラーを使用する場合は、本会が指定した物(ドリームタン)を使用すること。
- 指定したボディカラー以外のカラーやオイルの使用は認めない(使用した場合は失格)。
- 薬物等の使用は絶対に認めない。本会主催の大会後に、他団体・他競技のドーピングチェックにより陽性反応が出た場合でも、本会の請求するいかなる処分にも選手は応じなくてはいけない(大会申込の際に署名押印し誓約書を提出のこと)。
- 選手は上記の内容について記載された誓約書にサインしなければ大会参加できない。
- 大会成績が上位(優勝・準優勝・3位)の選手は、ナショナルズに積極的に出場すること。
|
附則 平成19年2月21日から適用する。
|
審査員認定に関する事項
- トレーニング歴が5年以上
- ノービスクラス10位以内
- ナショナルズ出場
- 東北・北海道ボディビル選手権6位以内
- 各県ボディビル選手権3位以内
- 役員の推薦のあった者
上記のいずれかに該当する者。
認定のための申請については、本人記入の申請書と役員からの推薦書を会長へ提出すること。認定については総会等で審査を行い、審査の結果については書面をもって報告をする。
|